Sabian

サビアンシンボルとは|360度の意味と、太陽・月の読み方の基本

サビアンシンボルとは、ホロスコープ(生まれたときの空の星の配置図)の360度に、ひとつずつ割りあてられた「場面の言葉」のことです。たとえば「巨大なテント」「レントゲン」のように、短い言葉で表されます。

「360個も覚えるのですか」と思われたかもしれません。覚えなくて大丈夫です。自分に関係するのは10個ほどで、中心になるのは太陽と月の2つだけです。

このページでは、サビアンシンボルとは何か、どこから生まれたのか、何を見ればいいのかを、『すごいジャーナリング』著者の菊地大樹が解説します。

Origin

01サビアンシンボルとは、1925年に作られた360個の場面の言葉

星座は12あり、そのひとつずつを1度きざみで30に分けます。12かける30で360個です。その1度ずつに、短い場面の言葉がついています。

生まれたのは1925年のアメリカです。占星術家のマーク・エドモンド・ジョーンズと、エルシー・ホイラーが関わっています。異なる才能をもつ二人の共同作業から生まれたとされています。

星座占いは、人を12の型に分けます。サビアンシンボルは360に分けたうえで、意味を決めずに絵だけを渡してきます。そこが違いです。ですから、読んだ瞬間に意味がわかるとはかぎりません。多くの方が「え、何これ」と思うところから始まります。その絵を自分の言葉に置きかえる作業そのものが、使い方だといわれています。

もうひとつ、先に知っておくと迷いにくくなります。日本語のサビアンシンボルは、訳し方がひとつに決まっているわけではありません。同じ度数でも、本やサイトによって書かれている言葉が違うことがあります。「検索しても自分のシンボルが出てこない」と感じたときの原因は、たいていこれです。手順はサビアンシンボルの調べ方にまとめました。

Sun & Moon

02360個ではなく、自分の太陽と月の2つを見る

ここが、このページでいちばん大事なところです。

360個を知る必要はありません。生まれたときの空にあった太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星などに、それぞれシンボルがつきます。合わせて10個ほどです。アセンダントやMC(ホロスコープ上の特別な点)が並ぶこともあります。

そのなかで、まず見るのは太陽と月の2つです。

太陽は、エネルギーと人生の発展の象徴とされています。太陽のシンボルを意識して暮らしたり仕事をしたりすると、人生が発展しやすくなるといわれています。言いかえれば、これから伸ばしていく方向です。

は、その人が本来持っている力を表すとされています。もともと備わっているもの、と考えるとわかりやすいです。

つまり、月が「持っているもの」で、太陽が「伸ばしていく方向」です。この2つを組み合わせれば、進むべき道の見当はつきやすくなります。残りの星は、慣れてきてから足していけば十分です。

How to use

03当てにいく占いではなく、自分の仮説の答え合わせに使う

「これは占いですか」と聞かれれば、サビアンシンボルは占いに近いものです。ただ、使い方に気をつけたい点があります。それに依存しない、ということです。

「自分はこういうことが向いているらしい」で終わると、シンボルに振り回されるだけになります。先に自分で「この方向が向いているんじゃないか」という仮説を持っておきます。そのうえで見ると、答え合わせになります。思っていたのと違っても、材料が増えます。

サビアンシンボルが使命や才能を見つけてくれる、のではありません。自分の使命や才能を、これを使って形にしていきます。この感覚がちょうどいいと思っています。よくわからなかったときは、そっとしておいて構いません。

なお、サビアンシンボルは、体調や治療、お金の判断を決めるためのものではありません。気持ちのつらさが続いているときは、医療機関や専門の相談窓口に相談してください。

Write it

04調べたあとは、紙に書いて自分の言葉にする

シンボルは、調べて眺めただけでは動きません。「巨大なテント」と出てきても、それが自分の何を指すかは書いてないからです。

おすすめは、紙に書き出すことです。シンボルの言葉を書き写して、そこから連想したことを並べていきます。「テントは大勢が集まる場所だ」「屋根はあるけれど壁はない」というように、絵をほどいていきます。

この作業は、ジャーナリングとよく似ています。頭に浮かんだことを、そのまま紙に書き出す習慣のことです。順番も大事で、先に「自分はこうしたい」を書き出してから、シンボルを見ます。逆にすると、書いてある言葉に引っぱられます。

書く習慣そのものについては、ジャーナリングとはのページにまとめています。

Route

05自分のシンボルを調べて、仕事に使うまでの順路

サビアンシンボルは、2つのページに分けて解説しています。読む順番は次のとおりです。

01 サビアンシンボルの調べ方
生年月日と生まれた時間と場所から、太陽と月のシンボルを出す手順です。生まれた時間がわからないときの進め方も解説しています。

02 サビアンシンボルと適職
調べたシンボルを、自分の仕事の言葉にどう置きかえるかを解説しています。太陽と月の2つから、いまの仕事のやり方を組み替えていく手順です。

まずは調べるところからで大丈夫です。10分ほどで出せます。

FAQ

06よくある質問

Qサビアンシンボルは、誰が作ったのですか?
A

1925年のアメリカで作られました。占星術家のマーク・エドモンド・ジョーンズと、エルシー・ホイラーが関わっています。異なる才能をもつ二人の共同作業から生まれたとされています。

Qサビアンシンボルで、何がわかるのですか?
A

職業名や、これから起きる出来事がわかるものではありません。わかるのは「自分がどんな場面の言葉を持って生まれたか」までです。そこから何を読みとるかは、自分で解釈する部分になります。

Qサビアンシンボルは、当たるのですか?
A

当たるかどうかを確かめるものではない、と考えています。先に自分で仮説を持ったうえで、その答え合わせに使います。この順番だと、しっくりきても、こなくても、手がかりが増えます。

Q太陽と月のほかに、見たほうがいい星はありますか?
A

水星、金星、火星、木星、土星などにも、それぞれシンボルがつきます。ただ、はじめから10個以上を並べると読みにくくなります。まずは太陽と月の2つからどうぞ。

Study group

サビアンシンボルの勉強会について

シンボルを調べたあと、いちばん難しいのは解釈です。同じ「巨大なテント」でも、読む人によって受けとり方が変わります。だからこそ、ひとりで抱えるより、人と話したほうが進みます。

菊地大樹は、サビアンシンボルを一緒に読み解く勉強会をひらいています。

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菊地大樹(Daikiさん)のプロフィール写真

この記事を書いた人

菊地大樹(きくち だいき)

『すごいジャーナリング』(サンクチュアリ出版)著者。初の著書は発売2ヶ月で5刷になり、累計2.8万部を突破しました。

コンテンツプロデューサーとして、人の「やりたいこと」を商品やサービスの形にする仕事をしています。サビアンシンボルは、自分の使命や才能を読み解くために使ってきた道具のひとつです。占星術の専門家としてではなく、実践者としてお伝えしています。

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